2026年3月28日〜29日
土曜日の20時、王子神社を出発し、東京タワーまでの往復のオーバーナイトハイキングを行いました。
今回参加したカブ隊スカウトは、1名のクマスカウト。

静かな夜の街を進みながら、少しずつ足を前へ運びます。
人々が活動している時間帯とは異なる表情を見せる東京駅姿は新鮮です。

途中、ゼッケンを付けて歩いている人たちを何人か見かけました。
声をかけてみると、お台場をスタートして東京23区を巡る「東京物語ウルトラウォーキング」の大会に参加しているとのこと。
自分たちよりもさらに長い100kmの距離に挑戦している人たちの存在は、大きな刺激になりました。
遠くに見える東京タワーの明かりが道しるべのようで、近づく度にビルの隙間から見える東京タワーに対してスカウト達から声がいくつも漏れていました。
東京タワーには日付が変わる前に到着しましたが、夜間でも多くの観光客で賑わっていました。

大休憩は、芝大神宮の敷地をお借りして、夜食を取りました。
大休憩後、スカウト達は疲れた様子を見せる場面もありましたが、一度も「やめたい」とは言わず、黙々と歩き続けます。
その姿はとても頼もしく、成長を感じる瞬間でもありました。

今回の活動で特に印象的だったのは、先輩スカウトたちの姿でした。
歩みの遅くなったクマスカウトに自然と寄り添い、声をかけ、さりげなくフォローする場面が何度も見られました。
リーダーが指示を出したからではなく、自分たちで考え、行動している。
その姿に、これまでの活動で積み重ねてきた経験や学び、自分達の役割や責任など、確実に根付いていることを感じました。
「点」で存在していた一つひとつの経験が、今この瞬間に「線」として繋がった、そんな確信を持てた活動でもありました。
そして迎えた日曜日の早朝4時半無事に王子神社へ。
往復約25kmの行程を、最後までやり遂げました。

クマスカウト自身も最後まで歩き切ることで、大きな自信を得たはずです。
長い夜を歩ききった達成感は格別で、スカウトにとっても忘れられない経験になったことでしょう。
今回の活動を通して、「あきらめずに続ける力」と「自分の限界に挑戦する大切さ」を、改めて感じることができたのではないでしょうか。
長い夜を共に歩いたこの経験は、それぞれの心の中でこれからも生き続けていくと思います。
休憩場所を提供して下さった芝大神宮様、サポート頂きました先輩スカウトとリーダーの皆様、本当にありがとうございました!
隊長A